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【関西編】社会課題に対するデザインの力「第5回ダイアログBar京都」

2012.5.30スタッフブログ

$石巻復興支援ネットワーク
こんにちは、山岡です。
今週は関西に一時帰省しています。
5月29日に開催された第5回ダイアログBar京都(主催:NPO法人ミラツク、NPO法人場とつながりラボhome’s vi)に半スタッフ・半一参加者として参加してきましたのでその様子を報告させていただきます。
ダイアログBar京都とは?
ダイアログBarは2008年4月~2010年10月に東京を中心に開催されてきました。
2年半で1500人が参加し、様々なつながりと新しい未来をつくってきました。
ダイアログBarを前身とするNPOミラツクがNPO場とつながりラボhome’s viと協力し、今年度からスタートしたものです。
NPO法人ミラツクとは?
NPO法人ミラツクのビジョンを引用させていただきます。
1.Innovation with Dialog
NPO法人ミラツクは、”未来を創る”をテーマに、対話とともに社会にInnovation(イノベーション)を生み出すことを目指します。社会に変化を生み出すために、セクターや世代を超えて人と人が真に協力する必要があります。それは単純な共同プロジェクトやアイディアの結合ではなく、信頼に基づいた人としての協力です。社会に真の協力が生まれた時、1人1人が社会の様々な課題を解決するためのエネルギーになるはずです。
2.協力による社会変革
世界には本当にたくさんの課題があります。貧困、食料問題、金融危機、子どもの虐待、地方の衰退、家族の崩壊、エネルギー問題。これらの社会課題は、この10年間を見ても、減るどころか増々複雑で困難なものになっています。複雑な課題は増え続け、目に見えやすい課題は場所を移して続いている。それが現実の社会の状況ではないでしょうか。人と人が協力し、人と自然が協力することで、地球上にいる70億人は社会に課題を生み出す重荷から社会をより良くしていくための創造的な力へとシフトすることができるはずです。ミラツクは、対話とともに、社会的な活動に取り組むリーダーの育成、社会的な活動のインキュベーションを通じて、新しい未来に向けた社会のイノベーションに取り組みます。
NPO法人ミラツク Innovation with Dialog
NPO法人場とつながりラボhome’s viとは?
home’s vi では「ラボ=実験場」であることを大事にしています。たくさんの失敗を重ねる中で今までの社会になかった視点とノウハウを社会に発信することを重要視ししています。時代は新しい組織づくりのモデルを探しています。その中で、社会活動と日常生活の両面の幸福を追求する組織として、既存の組織がまだ実現できなかった新しい組織づくりにチャレンジし、新しい社会のモデルになることを目指されております。
特定非営利活動法人場とつながりラボhome’s vi
前半にゲストトーク(筧裕之さん)、後半に参加者ダイアログの2部構成で進行した当日の様子をまとめさせていただきます。
ゲストトーク(筧裕之さん)
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ゲストはissue+design projectの筧裕介さん
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最初に、参加者同士何人かで円を作り、チェックインが行われました。
その後、ゲストトークにうつりました。
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日本は課題先進国だというお話から。
2100年の日本の人口、昔と比較しての国民の平均年齢や生涯未婚率についてなどの今日本で起こっていること、確実に起こるであろうことに関するお話がありました。
その後に筧さんがissue+design projectで取り組んできた、具体的な課題とそれに対して出た成果についてのお話がありました。
2つほど紹介があった例を取り上げてみます。
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島根県海士町の事例。
こどもの数が年々減少してきていて、町にある高校は1クラスの状態だったそうです。
そこで、こどもの通う人数が少ないのを逆手に取り、超少人数性を導入したり、島留学制度を取り入れたりしたそうです。
実際に効果も出てきていて、クラスが1クラスから2クラスに増えるという現象が起こっているそうです。
もう1つも同じく海士町の事例です。
町のガイドブックを作る際に、よくある建物とか飲食店の紹介がされているガイドブックではなく、あってもいいのになーと思われていたけど、なんだかんだでなかった人にフォーカスをあてたガイドブックを作成したそうです。
島にやってくる人は島民に触れ合うために訪れるのではないかということで、地元民ならではの情報を掲載したとのこと。
そのほかにもたくさんの実際に行ったことの紹介があり、ゲストトークは終わりました。
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次に質疑応答の時間。
1番興味深いなと思った質問だけ共有させていただきます。
「ヒアリングで心がけていることは?」という質問でした。
それに対する筧さんの答えは「恊働できるかどうかのヒアリング(関係を築く)と、課題の本質を探すためのヒアリング(問題解決の設定)の2つがある。…後者の場合、”仮説”を持たないことにしている。持ってしまうとどうしてもその考えに左右されてしまう」
個人的にストンと落ちたものがありました。
他にもいくつかの質疑応答があり、前半は終わりました。
参加者ダイアログ
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後半は参加者ダイアログの時間でした。
先着で参加者8名がダイアログのためのトピックを出し、そのトピックごとに集まって対話を行うといったものです。
高齢の方のITリテラシー向上についてや、はたらく世代の健康管理など、多方面にわたるダイアログがあちこちで行われていました。
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このような感じで第5回ダイアログBar京都は行われました。
いろんな人が意見を話す場、それを吸収する場としてのこういった形でのダイアログに可能性を感じた日でした。
※画像提供:@resigner
 ありがとうございました。

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