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復興を支える企業の取組みとコーディネート 〜継続から生まれる信頼〜(1)

2015.7.10スタッフブログ 復興コーディネート 活動報告

こんにちは、やっぺす渡部です。

今回は、私が4月より行ってきた復興コーディネート事業の取組みについて、感じた事を2回に分けてお伝え致します。

やっぺすでは、現地のニーズと外部のニーズを結ぶ復興コーディネート事業を行っています。
外部の企業や団体、学校様からの支援活動や研修・スタディツアー等のご要望と現地のニーズを組み合わせ、復興に寄与する活動のコーディネーションを行っています。

私たちがコーディネートさせていただいている企業様の中でも、震災後から多大なリソースを割き、今も継続し熱心に東北の復興を応援している企業様が多くあります。
その中の1社が、積水ハウス様です。

本業である住宅づくりで復興を加速させるだけではなく、支える活動にも積極的です。

社会的責任を果たすという姿勢だけではなく、宮城県登米市出身の阿部社長はじめ社員一人ひとりの姿勢や意欲が強く表れていて、これまでの長い企業活動の中で積み重なり育まれた社風・会社の文化なのだと思います。

震災直後から現在に至るまで多岐にわたる支援活動を行っていらっしゃいますが、その中でも特筆すべきは、私たちが協力させていただいたいる新入社員の方々による復興支援活動です。

2012年から全国各地の全総合職400-600名を毎年東北に送り込んでくださっています。

4年目を迎えた今年は397名が9グループに別れ、各グループ3日間仮設住宅の清掃を中心に活動しました。約4,700戸を訪問し、約500部屋の清掃を行いました。石巻市内の仮設住宅は約7,150戸ですので、かなり広範囲をカバーしたことになります。尚、500部屋という数字は、石巻の仮設住宅で現在生活されている方々のおよそ1割にあたります。

お年寄りの方々が手の届きにくい換気扇やエアコン、網戸の清掃、結露防止スプレー、畳の防カビスプレー塗布、滑りの悪くなったドアへのシリコンスプレー吹きかけ等を行いました。

※先日の日経新聞夕刊にも取組みの一部を掲載いただきました。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO89047590Y5A700C1CC0000/

この活動は清掃することが目的ではなく、住民の方に喜んでいただくことを目的としています。住民が減り、高齢者の単身世帯が20%を超え、孤立する方々が増加し、精神的にバランスを崩す方も増えています。清掃を希望されている方もいれば、実は話し相手を求めている方もいます。

震災から4年が経過し一人ひとり状況は異なり、ニーズは多様化しています。社員の方々には、住民の方に喜んでいただく為に何をすべきなのか、何を求めているのか考えていただきながら活動をしていただきました。

一生懸命清掃している様子を見るのはお年寄りの方からすると孫が来たみたいに嬉しくなるようで、清掃終了後には、いたる所で住民の方が自慢のお漬け物等でおもてなしをしてくださり、お茶っこタイムに突入していました。一方的な支援にならず、一緒に楽しむことがとても良いと思います。温かく迎えてくださった住民の皆様には本当に感謝です。

また、支援活動に訪れた社員の方々にとっても貴重な経験になっているようです。色々なお話を聞かせていただく中で、震災の教訓や住環境が人々の暮らしに与える影響等多くのことを学んでいるようでした。

住民の方々に喜んでいただき、お越しいただいた社員の方々も多くの事も学び・感じ、意味のある活動になる機会を提供できた事を大変嬉しく思います。

「継続」したから生まれる事があります。それは「信頼」でした。様々なところで、今年も来てくれてありがとうね!と温かく迎え入れていただきました。
継続することで、信頼が生まれ、人と人、心と心がつながり、これまで以上に素晴らしい活動にすることができました。

活動の一部を写真でご紹介致します。

清掃している様子です。
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清掃活動以外にも、健康チェック&お茶っこも行いました。
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今後、どのような支援が望まれるのかアンケートも実施しました。
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戸別訪問し、清掃のご案内を一軒一軒行いました。
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ホテルでは、翌日の活動へ向けて真剣にグループで話し合いました。
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住民の方に喜んでいただくために何ができるか?その中から生まれたのが手紙と写真のプレゼントでした。
積水ハウス支援活動2015技術系㈪ (134)

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住民の方が、仮設住宅の外で、お昼ご飯を作ってくださいました。
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皆さんに喜んでいただき、私自身にとっても忘れられない思い出となりました。
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今回は積水ハウス様の活動を中心にご紹介しましたが、同期間に三越伊勢丹グループ労働組合の方々も、5回に別れて80名近くの方々がお越しくださいました。震災から4年が経過した今もこうして多くの皆様に起こしいただけることが大変嬉しく思います。

後編は、コーディネート事業を行うにあたり、心がけている事をお伝えしたいと思います。

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