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富士通エフサス「復興未来プログラム」111名の新入社員さんが来石!

株式会社富士通エフサスの新入社員111名の皆さんが、9月下旬~10月半ばまでの期間中

3班に分かれて各3日間、石巻・女川を訪問されました。

新入社員研修「復興未来プログラム」として、

被災地の視察や学習・ボランティア作業を取り入れたこの活動は、

被災地に継続的に寄り添うとともに、新入社員が企業の理念を理解する機会として、

2013年よりスタートし、7年目を迎えられたそうです。

やっぺすも、昨年からコーディネーターとして関わらせていただいてました。

初日は大川小と、南浜・門脇地域の視察

大川小の案内は、2日目の防災プログラム講師でもある一般社団法人雄勝花物語の徳水先生。

南浜・門脇地域の視察は、公益社団法人3・11みらいサポートのスタッフさんによる案内で、
南浜つなぐ館、がんばろう石巻見学のほか、門脇小学校までの車中ガイドもしていただきました。

夕方からは、活動拠点である女川駅前女川フューチャーセンターCAMASS

女川町産業振興課公民連携室の土井さんより女川町の復興まちづくりについてご講話いただきました。

2日目は

雄勝花物語の徳水博志先生による「防災教育プログラム」からスタートしました。

東日本大震災でおきた巨大津波の教訓から、津波は地形で変化するということを踏まえ、

それぞれの地域の地形を理解することの大切さや、

情報収集力、迅速的確な判断力を鍛える必要性を学びました。

防災プログラム後は、ローズガーデンのボランティア作業。

オリーブの木の生育を阻まないための除草作業や、台風の影響で倒れた柵の復旧作業などを行い、

「誰もが心地よくゆったりと過ごせる癒しの空間」づくりのお手伝いをしました。

作業の途中でお昼休憩。

雄勝特産のおおきなホタテの入ったホタテご飯と、ガーデンで働く地元のお母さんが作った豚汁で

みんないい笑顔!

作業後は再び女川CAMASSに戻り、女川町で起業し活躍されている住民さんの講話を聴きました。

各プログラム開催日の講師はこちらの3名です。

(9/26) 三陸石鹸工房KURIYA  厨 勝義 氏

(10/3) OCHACCO  内海 康生 氏

(10/17)GLIDE “Guitar Life Design” 梶谷 陽介 氏

余談ではございますが、こちらの3名は仙台の出版社プレスアートが隔月発行する雑誌
Kappo 仙台闊歩(かっぽ)」の100号特集「宮城の100人」にも選ばれております。

3日目は、朝食前の水産体験
あがいんステーションで、女川のお土産で有名なサンマの昆布巻き「リアスの詩」を作りました。
丸のサンマを下ろして、丁寧に昆布で巻いていく作業までを体験しました。

数週間後には、販売されている商品同様にパッケージに入れられ手元に届くそう。楽しみですね!

朝食後は、特定非営利活動法人アスヘノキボウ 中村志郎氏の講話
「アスヘノキボウのこれまでの歩み」を聴きました。

その後のグループワークでは、今回のプログラム全体の振り返りをし

3日間の活動の中で、印象に残ったこと・現地で学んだこと・今後活かしていきたいことなどを

発表しました。

いよいよ最後のプログラム、フューチャーセッション。

テーマは「地方創生に向け、エフサスとしてどんな価値を創造できるか」です。

新しいビジネスの提案として、

女川町のどのような課題に、どのような価値を提供するのか?そしてその仕組みとイメージ図は??

どのグループも、この3日間で観て・聴いて・感じたことを自分たちの中に落とし込み

他人事でなく自分事として「女川町の未来」を創造し、

真剣にワークに取り組まれていたのがとても印象的でした。

開催期間中、台風19号の影響で移動経路が急遽変更になるというアクシデントもありましたが、

怪我や事故などもなく3日間3回のプログラムを無事に終了することができました。

また、同行させていただいたことで、新鮮な目線で地域のことを見つめなおす機会にもなりました。

富士通エフサスのみなさま、そしてプログラム開催にご協力いただいた地域の企業や団体のみなさまに

心より感謝申し上げます。