こんにちは、やっぺす事務局です。
この秋も三越伊勢丹グループ労働組合のみなさんが
石巻復興支援の視察・ボランティア活動にいらっしゃいました!
三越伊勢丹グループ労働組合様は
2012年から石巻でのボランティア活動を実施されており
当団体も、2014年からボランティア活動や視察のコーディネートをお受けしております。
今回は10月~11月にかけて1泊2日、3回コースに分けて
総勢60名の方にご参加いただきました。
初日は
1回目、3回目チームは、株式会社 白謙蒲鉾店門脇工場直売所⇒大川小学校⇒石巻ニューゼ
2回目チームは、株式会社湊水産⇒大川小学校⇒石巻ニューゼ
というコースを視察してまいりました。
白謙門脇工場では、スライドを見ながら震災当時の話に加え
笹かまぼこの由来、震災後にとられた特許技術などのお話を伺いました。
湊水産では、商品のことに加え、併設の保育施設を作ることになった経緯や
従業員が働きやすい環境づくりについてお話いただきました。
大川小学校では、大川伝承の会の佐藤和隆さんによる語り部。
初めて大川小を訪れた方がたからは、メディアで見ただけでわからなかった津波の怖さを
生で見ることができました。という声が多数上がりました。
石巻ニューゼは、石巻日日新聞社が震災直後に手書きで発行したことで有名な
「6枚の壁新聞」が展示してある施設です。
同新聞社の平井常務さんより、時系列順に震災当時何が起きて、その時新聞社の方たちは
どのような動きをされていたのかを写真や壁新聞を見ながら説明していただきました。
2日目は、市内の公営住宅の清掃活動です。
1回目は、三越伊勢丹さん初めての場所、黄金浜第一・第二復興公営住宅。
2・3回目は、毎回訪れているあけぼの北復興公営住宅に伺いました。
黄金浜第一・第二復興公営住宅は、台風19号が過ぎてまだ間もなかった時期であったためか
窓や網戸の清掃を希望される方たちが多くいらっしゃいました。住民さんのお部屋の清掃のほか、
集会場やエントランスなどの共用部分のほか、敷地内の草むしりなどをしていただきました。
あけぼの北復興公営住宅でも
住民さんのお部屋だけでなく、各棟の共有部分や集会所を清掃しました。
この活動に参加されているメンバーの中には、
もう何度も石巻にいらしてくださっている方たちも少なくなく
住民さんと顔見知りになっている方たちも増えております。
「また来てくれてうれしい!」
「なかなか一人では掃除が行き届かないので、毎回来てくれるのを楽しみに待っています」
そんな声が住民さんから聞こえてきております。
震災から何年経っても、被災地に住まう人たちのことを忘れずにいてもらえることが
とてもうれしく思います。今回もありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします。