みなさんこんにちは。スタッフ遠藤です。
1月18日(土)に、子育て中のパパママ、これから赤ちゃんが産まれる予定のプレパパ・プレママを対象とし、
“おうちでできる美味しいコーヒーの淹れ方講座”&
“コーチングで笑顔になろう”と銘打ち、コミュニケーション術を学ぶ講座を開催しました。
石巻地域で、子育て世代のパパママが求めていることは何か?
ここ石巻という地域で、どんなアプローチがあれば
子育て世代のパパママは暮らしやすくなるか。
子育てって楽しい!と感じながら取り組めるようになるか。
その課題を解決するためには、当事者であるパパママ世代の皆さんが思うこと、
感じることを直接聞いてみたい。
そこで昨年4月から、石巻圏域にお住まいで、現在子育て中のパパママを対象とした、
男女別のアンケート調査を進めてきました。
加えて、秋には男女別の座談会を設け、子育て世代のパパママから様々な声を伺ってきました。
出てきたパパママ世代の声に寄り添う。
アンケート調査、座談会でいただいた意見を基に、
スタッフ間でミーティングを重ね、より良い子育てをしていくためには、
“パートナー間での対話がきちんとできているかどうか”ではないか、という点に行きつきました。
“コミュニケーションツールとしてのコーヒー”
そこで、“上手にコミュニケーションをとるヒント”という点に着目し、パパがママに、ママがパパに、美味しいコーヒーを淹れてあげたら話が弾むきっかけになるのでは?と考え、美味しいコーヒーの淹れ方を教えていただこうということになりました。
講師にお迎えしたのは、
石巻市蛇田でコーヒー豆を自家焙煎し、販売されているUENOCOFFEE店主上野紀明さんです。
当日朝、焙煎したコーヒー豆を、たくさん持参してくださいました!
箱を開けた瞬間、ふわあ~っとコーヒーの良い香りが。
コーヒーの香りってどうしてこんなに幸せな気持ちになるんでしょう。
ひと通り、上野さんによるデモをご覧いただきました。
簡単にやっているように見えて、実に繊細です、、、!
上野さんの手元を見つめる皆さんのお顔も真剣そのもの。
上野さんのデモを見たあと、参加者の皆さん一人一人が
ドリップを実践してみます。
お湯のポット移動を3回、終わったらそっとお湯をコーヒーに注いでいきます。
驚いたのが、注いだお湯はすべてが落ちきる前に(ある程度飲む量が落ちたら)ドリッパーを外すとのこと。
お湯が全て落ちきるまで待ってしまうと、雑味まで一緒になってしまうそうです。
この淹れ方で完成したコーヒーを飲んだ皆さんに、どうですか?と聞いてみると
「なんか、違う!」
「自分で淹れたのに、いつもより濃くて美味しい!」
皆さん思わずにっこり。
参加者さん同士で話が弾む場面もあり、終始和やかに講座は進みました。
皆さん、リラックスした表情で淹れている姿が印象的です。
参加された方全員が淹れ終わるまで、ずっと横につき、アドバイスをくださった上野さん。
講座の最後にはドリップバッグに詰めたこんな素敵なお土産もプレゼントしてくださいました。
ありがとうございます!
ぜひ、今日の成果を発揮し、お家で待っているご家族へ淹れてみていただけたらと思います。
コーチングとは、、、?
美味しいコーヒーが完成したら、次はコミュニケーション方法のヒントを学びます。
講師にお迎えしたのは、仙台市を拠点に活動されているコーチング研修会社ドリームフィールドより、ビジネスコーチの伊達ヒューゴ先生です。
ヒューゴ先生ご自身も、17歳と14歳のお子さんがいらっしゃる現役先輩パパです。どんなお話しが聞けるか期待が膨らみます。
まず、ヒューゴ先生からは
「コーチングって聞いたことある?」
と皆さんへ問いかけるところからスタートしました。
チラホラ、手は挙がるものの、皆さん少々戸惑い気味。
すると、コーヒーの淹れ方講座も一緒に聞いていてくださったヒューゴ先生、
おもむろにホワイトボードへ“コーヒーの果実”の絵を書いていきます。
コーヒー果実の中はコーヒー生豆が平らな部分を向かい合わせにするように並んで二つ、
入っています。
コーヒー豆は実、ですから、実になる前は花が咲きます。
コーヒーの花は白く、とても可愛らしい花なのだそうです。