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正しく知って賢く選択❢働きたい女性のための「おかねのはなし」セミナーを開催しました。

みなさん、こんにちは。

やっぺす事務局スタッフの小野です。

 

今週20日の月曜日、東松島市矢本東市民センターにて

働きたい女性のための「おかねのはなし」セミナーを開催しました。

働くうえで、さまざまな判断基準となる「〇〇の壁」や「家計管理」「資金計画」などをテーマに

東北財務局の職員さんに教えていただきました。

 

前半は、家計を預かる主婦には必見の家計管理と資金計画についてです。

思い描いた生活を実現するためには、現状の家計の流れを知りきちんと計画すること。

まずは、一か月でもいいので家計の流れをつかむことが大切だと教えていただきました。

 

つづいて人生の三大費用として、教育資金・住宅資金・老後資金があるとし、計画的に準備していくヒントを教えていただきました。

お金は働いた対価であり限りがあるもの、かしこく大切に使い将来に備えたいですね。

後半では、女性が働くうえでの「壁」について教えていただきました。

・妻自身が住民税・所得税を支払うこになる壁

・夫の会社で「配偶者手当」が支給されなくなる壁

・夫の所得税の計算に「配偶者控除」が満額使えなくなる壁

・社会保険料を妻自身が支払うことになる壁

この社会保険料のについても基準がいくつかあり、詳しく説明いただきました。

 

健康保険や社会保険料などに加入することで、手取りとしては減りますが将来受け取れる年金額が上乗せされるため

目先の手取り収入だけで判断せず長期的に考えて決めるのもひとつとアドバイスいただきました。

東北財務局さんなので、税金についても説明されました。

昨年10月に消費税もあがり、税金を「取られている」と感じてしまうかもしれませんが、

こども1人が誕生し、義務教育を終了するまでの間に約1200万円ほどの社会保障を受けているそうです。

社会保障は増える一方ですが、ちきんと納めているので税金がどのように使われているのか関心を持つことも大切ですね。

 

子育て中の女性が働くには、小さいうちはパートタイム、手が離れてきたらフルタイムや正社員など、

こどもの成長に合わせて働き方を変えることもあるかと思います。

家事・育児との両立を考えるだけでなく、

ご自身が負担になりすぎないようご家族とよく話し合い決めていただきたいなと思います。

 

 

本事業は、宮城県子育て女子絵就職支援拠点育成事業の補助を受けて実施しました。