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ストレスケア事業報告会・令和4年第1回ネットワーク会議を開催致しました

皆さんこんにちはやっぺすスタッフです。

4月に入り急に温かくなり、過ごしやすい毎日ですね!

連日子ども達の入園式や入学式で、子どもたちが笑顔で歩いてる姿をよくみかけ、ほっこりしています(⌒∇⌒)

 

さて、4月11日(月)水産総合振興センターをお借りし、午前はストレス事業報告会を開催いたしました。

当日参加予定だったみなさんの中にはそれぞれの業務が逼迫し、参加が叶わなかった方もいらっしゃたので、後日あらためて、アンケートの集計結果などの共有や意見交換の場を再度設定したいと思います!

団体では、2020年12月15日~2021年1月31日と2021年12月1日~2022年1月31日の期間に石巻在住の10代~70代をランダムに選ばさせていただき、ストレスチェックアンケートを実地いたしました。

調査の分析は中央大学名誉教授 広岡守穂先生にお願いいたしました。

広岡先生、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました‼

調査結果から、‟ストレスコントロールが難しいのは仕事を持たない女性ということがわかりました。

参加されている方からは自身の経験から‟やっぱりそうだよなぁ~。自分もそうだったなぁ~“といった共感の声もあがりました。

さらに詳しくみると、仕事をもつ女性の方が仕事なしの女性より配偶者や家族とのコミュニュケーションが深いと感じていることがうかがわれました。

これは、女性が、家庭、職場、友人、地域など多様な人間関係をもつとストレスは軽減されると考えられるそうです。

相談窓口は、多様な人間関係の代替になりうるということで、私たちが行っている相談業務は、まさに!地域のストレスケアに必要なことなのだと改めて思いました。

この調査報告を聞き、相談員の方から

「仕事していない女性が孤独を感じても、‟助けを求められる場所がある!”そう言える石巻になるように何ができるかを考え、小さなことでも行動を起こしていこうと思いました」という声をいただき、これからの相談業務への意気込みを感じました!

アンケートの結果に続き

相談業務を行う相談員自身のケアやつながりの重要性、今後の相談やケアの在り方などについても考えるワークショップを開催しました。
その中で、それぞれの現状や立場からの協力体制など希望したいことも共有でき、今後につながる有意義な時間となりました。

休憩を挟み、午後からは令和4年第1回新人講師のためのネットワーク会議を行いました。

新代表になりました髙橋洋祐より、今年度の取り組みへの想いと、今後の相談業務について説明がありました。

みなさまから

「みなさんの次への挑戦にとてもワクワクしました!」「新代表の想い、‟自己責任じゃない社会”がとても響きました」「今後の活動が見える機会になりとても良かった」

など、感想をいただきました♡

これからも相談員のみなさんや地域にある関係機関と連携しながら、相談業務の充実と拡大を行い、地域のストレスケアに関わることで、生きずらさを抱えている方々の声を聴いていきたいと思います♡

 

※本事業はジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループの助成を受け実地しています。